「知りたいこと」がある

第16回日本静脈学会

瀬戸内西日本支部総会

2024年2/17(土)-18(日) 

兵庫県民会館 パルテホール

当番幹事:  山本 崇 (やまもと静脈瘤クリニック)

 

ご挨拶

 この度、第16回日本静脈学会瀬戸内西日本支部総会を、2024年2月17日(土)および18日(日)に神戸の地で開催することとなりました。

    当会は、静脈疾患の診療・研究に取り組む医師およびスタッフ(臨床検査技師、看護師、医療事務など)が、職種を超えて静脈疾患に関する事例を幅広く発表・検討することを目的として2006年に瀬戸内静脈研究会として発足しました。特徴は会員間での世代や職種の垣根を越えたコミュニケーションの良さであり、会員間の良好な関係性がオープンでアカデミックな議論を生み出す土壌となっています。私自身も知識の乏しかった頃からこの会に参加させていただき、基礎的なことから応用まで惜しみなく教えていただいたことを覚えておりますし、今でも参加するたびに何かを学ぶことのできる貴重な集まりです。

 今回は「知りたいこと」をテーマに掲げました。静脈疾患にはまだまだ解明されていない疑問が多くありますし、日常診療でも日々小さな疑問が生じます。そのような疑問点にスポットを当て、幅広く演題を募り建設的な議論を行いたいと考えております。もちろん、私自身が「知りたいこと」もたくさんありますので、こちらから発表をお願いすることもございます。

    このように、瀬戸内西日本支部会は静脈疾患に関わる方であればどのような職種・経験の方にとっても貴重な学びの場です。しかし、名称のとおり非常に広い地域をカバーしておりますので、開催地によっては関西から参加することは現実的に困難であることも多いです。それが今回は関西から気軽に参加できる貴重な機会となりますので、これまでこの会に関わって来られなかった方々も気軽に顔を出していただけると、主催者にとっては嬉しい限りです。

    最後になりましたが、これまでこの素晴らしい会を牽引して来られた先生方に感謝し、そしてこの会が今後もますます発展していくことを心より願っております。


第16回 日本静脈学会瀬戸内西日本支部総会大会長

山本 崇

(やまもと静脈瘤クリニック 院長)